土地の売買契約を交わす際には、じつに多くの書類が必要となります。
売買契約をスムーズにおこなうとともに契約時のトラブルを防ぐためには、事前に全体の流れや必要書類を把握しておくことが欠かせません。
そこで今回は、土地の売買契約の流れや売主・買主が用意しておきたい書類について解説します。
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購入時の土地売買契約の流れ
土地を購入する際は、まず買付証明書を不動産会社に提出する必要があります。
買付証明書は土地を購入する意思を売主に対して示すもので、金額の交渉もこの書類を通じておこないます。
購入条件が無事にまとまったあとは、土地売買契約の締結です。
土地売買契約の締結時には手付金として土地代の10％ほどの費用を支払う必要があることを押さえておきましょう。
また不動産会社の宅地建物取引主任者から重要事項書の説明があるため、疑問点などがあればその場で解消することが大切です。
なお、住宅ローンを組む場合には金融機関の事前審査を受ける必要がありますが、土地のみの購入では利用できません。
土地と建物の購入代金をあわせて融資を受けたい場合は、土地先行融資やつなぎ融資を利用する必要があります。
土地売買契約締結後に金融機関の本審査を受け、無事にとおったあとは決済を経て土地の引き渡しを受けます。
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売却時の土地売買契約の流れ
土地を売却する際は、まず不動産会社に査定を依頼して査定額を算出してもらいます。
その後、不動産会社と媒介契約を締結して営業活動をおこなってもらいますが、その際売主側で売り出し価格を決める必要があります。
売り出し価格が相場よりも高い場合には売れ残るリスクがあり、低い場合には損をしかねないため、不動産会社と相談したうえで適切な価格を設定しましょう。
土地の購入を希望する買主が現れたら条件を詰めたのちに売買契約を交わし、代金の支払いを受けて土地を引き渡します。
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土地売買契約時の必要書類
土地売買契約時に売主と買主の双方が必要となる書類は、本人確認用の身分証明書です。
具体的にはマイナンバーカードや運転免許証などが挙げられます。
また、売主側の必要書類には登記済権利証や全部事項証明書、地積測量図、固定資産税納税通知書などがあります。
売買契約をスムーズに締結するためにも、必要書類は事前にそろえておきましょう。
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まとめ
土地の購入時は買付証明書の提出、融資の申し込みを経て売買契約の締結へと進みます。
土地の売却時は媒介契約を交わした不動産会社に買主を見つけてもらい、条件交渉を経て売買契約を交わす流れです。
売買契約締結にあたり買主は身分証明書、売主は身分証明書や登記済権利証、地積測量図などの書類が必要となります。
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